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[BOOKデータベースより]
「ひきこもり」は終わった問題でもなければ、当事者たちへの支援が行き届いているわけでもない。またなにより安易な一般化を拒む多様な経験が見いだせる領域でもある。本書はこうした「ひきこもり」にかかわる社会的文脈を解きほぐし、当事者の経験を記述し、さらに支援の現状と課題までを説く。“曖昧”な現象としての「ひきこもり」に鋭く迫る包括的研究。
「ひきこもり」の何が問われるべきなのか?
第1部 「問題化」の様相(不登校から「ひきこもり」へ;ゆれ動く「ひきこもり」―「問題化」の過程;「ひきこもり」と統計―問題の定義と数値をめぐる論争)
第2部 「当事者」の位相(「ひきこもり」の当事者は“居場所”で何を得ているのか;「ひきこもり」と対人関係―友人をめぐる困難とその意味;「ひきこもり」と家族の経験―子どもの「受容」と「自立」のはざまで)
第3部 「支援活動」の諸相(訪問・居場所・就労支援―「ひきこもり」経験者への支援方法;「ひきこもり」と精神医療―民間支援活動の示唆するもの;「ひきこもり」と社会的排除―社会サービスの不在がもたらすもの)