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[BOOKデータベースより]
文学は介護をどのように描いてきたのか?そこに描かれた介護は、現代の私たちに何をなげかけるのか?『恍惚の人』『厭がらせの年齢』『瘋癲老人日記』『博士の愛した数式』など近現代小説に内在する高齢者介護の問題に焦点をあて、「老い」を否定的にとらえる心性からの脱却の可能性を探る。
第1章 “記憶”を書く男たち―青山光二と耕治人の老老介護小説
[日販商品データベースより]第2章 介護するのは何のため?―家族介護の動機付けをめぐって
第3章 高齢社会の「解釈」を変える―有吉佐和子『恍惚の人』と“現実”の演出
第4章 管理される「老い」/監視される「主婦」―一九六〇年代『瘋癲老人日記』が語る介護
第5章 介護と“反介護”の風景―されたくない「私」からの解放を求めて
第6章 どこで暮らすか?誰と暮らすか?―高齢者の性愛と“介護小説”の可能性
文学は介護をどのように描いてきたのか。そこに描かれた介護は、現代の我々に何をなげかけるのか。近現代小説に内在する高齢者介護の問題に焦点をあて、「老い」を否定的にとらえる心性からの脱却の可能性を探る。