- ぼくが愛したゴウスト
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2008年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122050600
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ロビンソンの家
-
価格:913円(本体830円+税)
【2022年04月発売】
- #140字小説ー「1話30秒」の意味が分かるとゾクッとする話ー
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年12月発売】
- いずれ死ぬ君のために
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年04月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
sige
-
この閉塞感はちょっときつい
パラレルワールド小説といえば東野圭吾や村上春樹なども書いている。“現実の世界”と“脳の中の意識”としてパラレルに語っていくという点ではどれも似ている。“脳の中の意識”の世界に入り込んで、もし出口を見つけられないならば閉塞感でとてもやりきれない。
何とも切ない、悲しい、物語だ。なにしろ主人公:翔太が心優しい。母親を思う気持ちや心遣いなど、ホロリさせる。だからこそ何とか本当に世界に戻れるといいのにという気持ちにさせる。しかし、ほんとの世界に戻ったとすると翔太は・・。
[BOOKデータベースより]
臆病で生真面目だけど、十一歳のごく普通の少年・田之上翔太。生まれてはじめて、ひとりで行った人気ロックバンドのコンサートの帰り、翔太は駅で人身事故発生の瞬間に居あわせてしまう。それを境に彼は、この世界に微かな違和感を抱きはじめるのだが―。残酷で理不尽な世界に立ち向かう少年の、愛と恐怖の旅立ちの物語。