戦場に散った兄に守られて

軍国主義時代に青春を送りし

コールサック社 鍬谷書店
石田邦夫　

• 価格: 2,200円（本体2,000円＋税）
• 発行年月: 2008年08月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784903393315

内容情報

[BOOKデータベースより]

青春を戦争に捧げて幸運にも生還した著者が、明治から昭和にかけて日本が軍国主義へと傾倒していった歴史的現実としての内政外交の善悪を検証しつつ今次大戦に命を捧げた英霊に対する鎮魂と哀惜の情をこめ、心血を注いで認めた戦争の記録。

青春を捧げた戦争・その一―少年時代から戦争に突入した激動を思う（生命軽視の世界大戦時代に育って；玉砕・総力戦に向かう学徒兵たち）
青春を捧げた戦争・その二―レイテ戦における兄の戦死を偲ぶ（兄をはじめ多くの戦死者を出した南方の島々；白骨街道を作りだす無謀な作戦；情報戦・兵器開発力に差をつけられて；神風特別攻撃隊を命令した大西中将；世界恒久平和を願って）
青春を捧げた戦争・その三―徴兵により関東軍の一員となり復員までのこと（満州第五二六部隊に入隊して；終戦の詔勅を聞いて）
思い出の写真
後記
参考資料

[日販商品データベースより]

軍国主義時代に青春を送った著者が、日本が軍国主義へと傾倒していった歴史的現実としての内政外交の善悪を検証しつつ、大戦に命を捧げた英霊に対する鎮魂と哀惜の情を込めて綴った戦争の記録。