日本の民俗 １１

物づくりと技　

吉川弘文館
湯川洋司　古家信平　安室知　 三田村佳子

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2008年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784642078788

内容情報

[BOOKデータベースより]

地域を超えたネットワークが技術の伝承を支え、作り手が体で覚え込んだ技は合理的な動作を生み出す。町工場は、技術の最先端と職人の技を併せ持つ。現代社会に生きる職人たちのありようを、伝統とともに深く考察する。

職人と社会（“職人”の成立と変遷；職人の存在と職人への視線―職人との接点・技の理解；社会のなかの職人―時代と生きる）
１　職人という生き方（職人―その多様性と普遍性；職人になる―修業と一人前；腕を磨く；職人の生き方―技と信仰に支えられる職人気質）
２　身体と技（モノと使い手；布作りとその技術；布使いとその技術；住まうことの技術）
３　町工場（日本の近代化と町工場；町工場という社会；町工場の生活；町工場のものづくり；町工場と地域社会；町工場をめぐる民俗研究）

[日販商品データベースより]

暮らしの中に息づく様々な民俗から、激変する現代社会を生きる知恵を学ぶ。地域を超えたネットワークが技術の伝承を支え、町工場は最先端技術と職人の技を併せ持つ。職人たちの今の姿を伝統とともに深く考察する。