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- 自負と偏見のイギリス文化
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J・オースティンの世界
岩波新書 新赤版1149
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2008年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004311492
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【2004年06月発売】
[BOOKデータベースより]
イギリスではオースティンの作品は出版されて以来、その人気が衰えたことはない。一九八〇年代からは、その作品が次々に映像化されるとともに、続編や翻案も書かれ、空前の「オースティン・ブーム」が続いている。イギリス人はなぜオースティンが好きなのか。主要作品を手がかりにイギリス人のユーモア感覚、階級意識、恋愛観を探る。
第1章 オースティンは「お上品」ではない―奢侈と堕落の時代の文学(奢侈と堕落の摂政時代(一八一一〜一八二〇);どぎついユーモア)
[日販商品データベースより]第2章 パロディから始まる恋愛小説―分別と多感のヒロインたち(同時代の小説の非現実性を笑う;ヒーローもヒロインも笑いの対象;「現実的」なヒロイン)
第3章 恋愛と結婚―女性の死活問題(夫を得るための大作戦;独身女性の運命)
第4章 アッパー・ミドル・クラスのこだわり(小説に「現実」を反映させる;階級をめぐるスノビズム)
第5章 オースティンと現代―空前のブームの背景(オースティンの新たな世界;オースティンの「続編」と「翻案」)
イギリスではオースティンの作品は出版されて以来、その人気が衰えたことはない。イギリス人はなぜオースティンが好きなのか。「自負と偏見」「エマ」などを手がかりに、イギリス人のユーモア感覚、階級意識に迫る。