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- 魔王
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- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2008年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062761420
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ユーザーレビュー (5件、平均スコア:4.6)
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- HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
あの弟のように野鳥観察していたいですね!自由気ままに!縛られたり苦悩から開放的にって感じです。(ダルビッシュタカユキ/男性/30代)
- sige
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なんだか難しいぞ
超能力のような物が備わったら人生もっと楽しくなるような気がするが、やっぱり不幸なことのほうが多いと思う。それにとらわれて、かえって悩みや苦悩が増えてしまうから。
『魔王』も『呼吸』も読み終わって?が残ってしまった。読解力がないのかなぁ。
- APO
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「生きることは考察することだ」
*Story*
ある日突然、自分が念じた言葉を相手に言わせることができる能力を手に入れた兄と、並外れた自分の直感に気付いた弟。
二人はそれぞれのやり方で、一人の若きカリスマ政治家と群集に立ち向かう。
シンプルな装丁とタイトル。
そして中身も今までの伊坂作品とは少し雰囲気が違っていて、新鮮な驚きを感じました。
主人公兄弟の兄が口癖のように言う言葉、「考えろ、考えろ」。
この言葉はまさに今の私たちに向けて発せられた言葉であり、そして最も必要なことなのだと思います。
それにしても「呼吸」のラストシーンは素敵だ。
- でこ
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正しいものってなんだろう。
漠然とした「正義」と「悪」の対決。
とはいえ結局のところ善悪の別なんて見る人次第なんだろな。
抗ったところで結局世界は変わらない、そんなもんだよね、って視点、私は結構好きです。
的を得ている気がするから。
- QOGMA
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逆にハマる
難しいが、かなり気に入った。主人公の手に入れる能力なんか、笑えるくらいしょぼいのに、必死さが眼前に迫る。兄弟が主人公というのも、にくい。
[BOOKデータベースより]
会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。
[日販商品データベースより]魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。
会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。