[BOOKデータベースより]
すてきなひとりぼっち
あお
まなび
シャガールと木の葉
さよならは仮のことば―少年12
九月
子どもは笑う
朝
窓のとなりに
朝のリレー〔ほか〕
"童話屋で二冊目の谷川俊太郎・詞華集です。
詩集『二十億光年の孤独』でデビュー以来、半世紀にわたって氏が書きつづけた全作品のなかから、あらたに49編を選びました。
一冊目の詞華集『はるかな国からやってきた』の表紙は、銀色の宇宙空間に浮かぶアンドロメダ星雲でした。本書『すてきなひとりぼっち』はデザインはそのまま、宇宙の色をブルー(空の色)にしました。二冊並べることで、谷川俊太郎さんの全存在を感じさせる「絵」になるように、との製作意図がありました。
本を
たくさん
頭の中に
あるばむを
一冊
胸の中に
そして
出来るなら
天国を
心に深く
わたしはもちたい
くるかもしれぬ
独りの時のために
(「まなび」)
この詩は『十八歳』という初期詩集のなかの作品です。
谷川作品は、早くから気づいた""いのちの宇宙摂理""に常にもとづいていて、そこからぶれたことはありません。
そして、ひとりというのもいのちの姿なのです。"
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- にじいろのさかなとおはなしさん
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年11月発売】
- 谷川俊太郎詩集たったいま
-
価格:792円(本体720円+税)
【2019年12月発売】
- 木はえらい 新版
-
価格:704円(本体640円+税)
【2000年11月発売】
自分をいろんな角度から掘り下げてみる。
自分をいろいろに演出してみる。
そうすると人との接点や、新たな人間関係の可能性やらが見えてくる。
谷川さんの数多くの詩は、それだからこその共感を産むのではないだろうか。
多くの詩集からピックアップした詩で、再構成されたこの本は、「ひとりぼっち」のキーワードで、人の心をくすぐるようなちゃめっけのある演出を試みている。
読んでいて、いろんな自分探しを楽しんでいると、とても心地よい世界に包まれる。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】