- 理性の限界
-
不可能性・不確定性・不完全性
講談社現代新書 1948
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2008年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062879484
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[BOOKデータベースより]
私たち人間は、何を、どこまで、どのようにして知ることができるのか?いつか将来、あらゆる問題を理性的に解決できる日が来るのか?あるいは、人間の理性には、永遠に超えられない限界があるのか?従来、哲学で扱われてきたこれらの難問に、多様な視点から切り込んだ議論(ディベート)は、アロウの不可能性定理からハイゼンベルクの不確定性原理、さらにゲーデルの不完全性定理へと展開し、人類の到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心を明らかにする。そして、覗きこんだ自然界の中心に見えてきたのは、確固たる実在や確実性ではなく…。
序章 理性の限界とは何か(選択の限界;究極の限界値;科学の限界;知識の限界;ディスカッションのルール)
[日販商品データベースより]第1章 選択の限界(投票のパラドックス;アロウの不可能性定理;囚人のジレンマ;合理的選択の限界と可能性)
第2章 科学の限界(科学とは何か;ハイゼンベルクの不確定性原理;EPRパラドックス;科学的認識の限界と可能性)
第3章 知識の限界(ぬきうちテストのパラドックス;ゲーデルの不完全性定理;認知論理システム;論理的思考の限界と可能性)
我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない!世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。
アロウ、ハイゼンベルク、ゲーデルらの思索を平易に解説しつつ、人類が到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心へ。 知的刺激にみちた、「理性の限界」をめぐる論理学ディベート。