原著者はアメリカ地球物理学連合の水文学部門Presidentを務め、また様々な賞を受賞しているこの分野の重鎮である。大気中、地表面、地下それぞれにわたる水循環について、一貫した論理の流れ、同一の提示の方法に従って分かりやすい記述がなされている。たとえば、異なる章で異なる対象を扱う場合にも、その方法が同じである場合に相互の関連が分かりやすい。水文学とその周辺分野とのつながりが記述されているため、関連する分野の研究者や技術者にとっても利用しやすい。 [原著:Hydrology : An Introduction]
[BOOKデータベースより]
はじめに
[日販商品データベースより]1部 大気中の水(大気中の水―下部大気の流体力学;降水;蒸発)
2部 地表面の水(地表面上の水―自由水面流れの流体力学;地表流;河流追跡)
3部 地表面下の水(地中の水―多孔体中の流体力学;浸透および関連する不飽和流;地下水流出量と基底流量)
4部 降水への応答としての流域スケールの水の流れ(水流発生機構―メカニズムとパラメタリゼーション;集水域スケールでの河川流の応答;水文学における頻度解析の基本)
付録 役に立つ数学概念
原著者はアメリカ地球物理学連合の水文学部門Presidentを務め、また様々な賞を受賞しているこの分野の重鎮である。大気中、地表面、地下それぞれにわたる水循環について、一貫した論理の流れ、同一の提示の方法に従って分かりやすい記述がなされている。たとえば、異なる章で異なる対象を扱う場合にも、その方法が同じである場合に相互の関連が分かりやすい。水文学とその周辺分野とのつながりが記述されているため、関連する分野の研究者や技術者にとっても利用しやすい。
[原著:Hydrology : An Introduction]
[平成22年度 水文・水資源学会学術出版賞受賞]