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[BOOKデータベースより]
本書はユネスコ設立の母体は何かの問題の解明に取り組み、その淵源として教育に関する国際的連帯組織・新教育連盟と、人種・宗派を越える古来の英知を探求する神智学協会に照明を当てる。その結果、スイスの世界的発達心理学者ピアジェ、インドの詩聖タゴール、イタリアの幼児教育家モンテッソーリ、ロシアの芸術家レーリヒ、出版界の代表人物かつ平和運動家・下中彌三郎、教育革新思想家およびニューエイジ思想先駆者・三浦修吾・関造兄弟などの著名人たちが、いずれも新教育連盟や神智学協会に深くかかわりつつ、教育革新運動とユネスコ運動を推進した事実を明らかにした。
ユネスコ平和の精神の源流を訪ねて
ユネスコ創設の源流を訪ねて―新教育連盟とユネスコの創設過程
新教育連盟の源流を訪ねて―神智学協会と新教育連盟
スイス新教育運動の展開―ピアジェらスイス心理学者・教育学者と新教育連盟
インド新教育運動の源流―R.タゴールの教育思想と事業を中心に
モンテッソーリと新教育連盟
南アフリカと新教育連明―新教育連盟創設者・エンソアの南アフリカでの活動
レーリヒと文化財の保護
下中彌三郎と新教育運動
三浦修吾・関造と新教育運動
東京・富士小学校における新教育実践と国際新教育協会―国際新教育協会元事務局長・川越重昌氏へのインタビューを手がかりに