- 刺青とヌードの美術史
-
江戸から近代へ
NHKブックス 1109
- 価格
- 1,067円(本体970円+税)
- 発行年月
- 2008年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140911099
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[BOOKデータベースより]
今日、雑誌や野外彫刻で目にする七頭身美人のヌードとは、全く異なる美の基準に立つ裸体表現が江戸時代に存在した。美人画や刺青画では肌の白さやきめ細かさが重視され、他方、生人形では日常の姿を写し取る究極の迫真性が追求され、生身の人間性を感じさせる淫靡な裸体芸術が花開いた。明治期、人格を除去し肉体を誇示した西洋ヌードを移入すると、伝統の解体や再接続を経て、新たな裸体美が模索される。従来の研究から抜け落ちた美術作品を多数俎上に載せ、日本美術史の書き換えを試みる画期的な論考。
序章 ヌード大国・日本を問い直す
[日販商品データベースより]第1章 ヌードと裸体―二つの異なる美の基準
第2章 幕末に花開く裸体芸術
第3章 裸体芸術の辿った困難な道
第4章 裸体への視線―自然な裸体から性的身体へ
第5章 美術としての刺青
終章 裸体のゆくえ
今日目にする七頭身美人のヌードとは、まったく異なる裸体表現が江戸時代に存在した。美人画や刺青画に見られる日本固有の裸体芸術が、明治期に西洋ヌードと出会い劇的に変容する様を描く異色の日本美術史。