慣習経済と市場・開発

ウズベキスタンの共同体にみる機能と構造

東京大学出版会
樋渡雅人　

• 価格: 7,040円（本体6,400円＋税）
• 発行年月: 2008年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784130460972

内容情報

[BOOKデータベースより]

序章　慣習経済とは何か
第１章　市場移行の光と影―旧ソ連中央アジア・ウズベキスタンの現状と課題
第２章　プライベート・トランスファー（私的資源移転）―社会保障機能と血縁・地縁
第３章　ウズベキスタンの「マハッラ」―共同体の分析視角
第４章　マハッラの外観―機能的共同体像の視点
第５章　社会的ネットワークの機能と構造
第６章　指導者層の関係性
終章　慣習経済と開発政策の調和を目指して

[日販商品データベースより]

経済開発における地域性の意義とはどこにあるのか。中央アジアのウズベキスタンを舞台に、旧社会主義国の社会経済発展を、開発経済学・社会学・人類学・地域研究の視点から問い直す。