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- 紺碧の空
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数字≠判断
タイトルのつけ方からして著者のセンスを感じます。
一応、前著の続き、という本ですが、内容としてはちょっと趣が違うものになっています。前著は「どうやってうまく数字を使うか」ということが大きなテーマでしたが、本書は「でも、うまく使うだけじゃだめだよ」という本です。数字を”使う”ことだけに意識をとられてしまうことへの警鐘を鳴らしています。
会計(数字)は勘定を抜きにした客観的指標ですが、著者は、ビジネスは数字だけでなく、数字に表れない部分(たとえば心など)も十分に考慮しないと最善の決断は下せない、と断じています。
筆者の意見が前面に押し出され、ビジネス書色が強く出ている本なので、前著のような内容を期待するとちょっと戸惑うかもしれません。
[BOOKデータベースより]
この本の目的は2つあります。ひとつ目は、数字が苦手な方が、「数字の裏側」を読めるようになること。数字は人を騙す凶器です。数字のウソを学ぶことで、数字に騙されない“考える力”を鍛えます。2つ目の目的は、「会計がわかればビジネスもわかる」といった会計に対する誤解を解くこと。ビジネスに「会計が必須の教養」であることが常識となりつつありますが、会計とビジネスでは世界が180度異なります。会計の限界を知らずに使っている人が、ビジネスに混乱を巻き起こしています。そこでこの本では、ふだん語られない“会計の本質”に光を当てます。なお、上巻を読まずに、下巻から読みはじめても大丈夫です。
第1章 数字の達人は、特になにもしない―数字のウソ(「禁じられた数字」4つのパターン;禁じられた数字とはその1「作られた数字」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 天才CFOよりグラビアアイドルに学べ―計画信仰(ケーススタディ(1)1億円を1週間で使い切れ!?;私たちは計画のなかで生きている ほか)
第3章 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い―効率化の失敗(ケーススタディ(2)合理的に儲けようとする大学生;ケチケチ会計士はなぜ結婚したのか? ほか)
第4章 ビジネスは二者択一ではない―妙手を打て(妙手を打て;ライバル店から客を奪う ほか)
終章 会計は世界の1/2しか語れない―会計は科学(会計は科学、ビジネスは非科学;内部統制とビジネスのソリが合わない理由 ほか)
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』の山田真哉、待望の第3作。今回は「使うべき数字」から発展させ、数字の負の側面について語る。数字に騙されない考える力を鍛え、ふだん語られない会計の本質に光を当てる。