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- 普遍論争
-
近代の源流としての
平凡社ライブラリー 630
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2008年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582766301
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[BOOKデータベースより]
中世哲学は、なぜ、トリビアルな問題の集積と見られがちだったのか?この謎を解く鍵が「普遍論争」である。「はたして普遍は存在するのか?」というこの単純な問いをめぐる一見煩瑣な論理をていねいに読み解くことにより、本書は、中世哲学のもつ豊穣な可能性を描き出す。哲学入門としても最適の一冊。
第1章 中世哲学を覆い隠してきたもの、普遍論争―中世哲学の仮面(偽装された普遍論争;アベラールの唯名論;その後の普遍論争;普遍論争の行方)
[日販商品データベースより]第2章 “見えるもの”と“見えざるもの”―記号と事物(“見えるもの”と“見えざるもの”;記号の問題;ものと記号;記号論と存在論)
第3章 煩瑣な論理の背後にあるもの―「代表」の理論について(「代表」の理論;単純代表について;単純代表をめぐる論争;唯名論と実在論)
第4章 二十世紀の中世哲学(排除されたものとしての中世哲学;二十世紀になってからの中世哲学;日本での中世哲学)
とかくトリビアルとの烙印を押されがちな中世思想を、その根本問題である「普遍論争」を軸に、現代に蘇らせる。中世哲学のもつ豊穣な可能性を描き出す、目からウロコの1冊。哲学入門としても最適。