- 女がひとり頬杖をついて
-
童話屋
茨木のり子
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2008年01月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784887470781

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[BOOKデータベースより]
なにものにも倚りかからず、潔く生きた茨木のり子の詩華集。
答
[日販商品データベースより]学校あの不思議な場所
こどもたち
対話
苦い味
怒るときと許すとき
鄙ぶりの唄
ひとり暮し
内部からくさる桃
笑う能力〔ほか〕
『おんなのことば』の対になる、茨木のり子二冊目の詞華集です。
大ベストセラー詩集『倚りかからず』から「倚りかからず」「鄙ぶりの唄」「笑う能力」「系図」「水の星」を採り
最愛の夫への鎮魂歌を収めた詩集『歳月』からは「ひとり暮し」「なれる」の二編を収録しました。
茨木さんの詩によって、生きとし生けるものへのいとおしみの感情が誘い出されます。
そして圧巻は、長詩「りゅうりぇんれんの物語」です。
日本軍が強制連行した中国の若い農民の苦難の物語。
生前の茨木さんは、小冊子にしてでも多くの人に読んでほしいと願っていました。
童話屋の『おんなのことば』『女がひとり頬杖をついて』『わたくしたちの成就』三冊で詩人・茨木のり子さんの詩業のほぼ全容が俯瞰できます。