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[BOOKデータベースより]
西洋のモノとの出会いと衝撃を、当時の社会風俗の丹念な検索から抉りだす―芥川解読の新たな地平。
序 西洋が来た
[日販商品データベースより]第1章 日本の「ソーセージ」文化誌
第2章 「腸詰め」言説と「ソーセージ」言説の攻防
第3章 比喩「腸詰め」の選択
第4章 「鼻」をめぐる明治期の言説
第5章 芥川の「鼻」意識
第6章 聖職者と性
第7章 「道祖問答」の性言説
第8章 明治・大正初期の性とその病
“腸詰め”に喩えられた禅智内供の「鼻」とは、一体どのような意味を持つのか。芥川龍之介が西洋のモノとの出会いで受けた衝撃を、当時の社会風俗の丹念な検索から抉り出す、芥川読解の新たな可能性。