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- 犬たちがくれた音
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聴導犬誕生物語
ノンフィクション知られざる世界
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784323060835
[BOOKデータベースより]
日本では歴史が浅く、まだまだ知られていない聴導犬。現在、日本で認定されている聴導犬は、約十数頭しかいない。一頭でも多く聴導犬が誕生してほしい。一人でも多くの人に聴導犬のことを知ってほしい。そう願って活動している人たちがいる。ソーシャライザーの大澤裕子さんもその一人だ。子犬を愛情たっぷりに育て、笑顔で送りだしていく。いつか子犬たちが聴導犬になって、ユーザーと幸せになる日を夢みて。
もう犬をすてないで
ハナ、テストを受ける
盲導犬訓練士になる夢
聴導犬になる子犬を育てよう
ソーシャライザーの仕事とは
子犬育てが始まった
ハナが家にやってくる
天国に行ったサワちゃん
いよいよ聴導犬の訓練だ
オレンジ色のコートの使命
ハナ、病院へ行く
さまざまな道を歩む犬たち
輝きだした瞳
ピーアール犬はピンクのコート
日本ではまだまだ知られていない聴導犬。1頭でも多く優秀な聴導犬が誕生してほしい、人にも動物にも優しい社会に…。そう願って聴導犬を育てる活動をしている人々と、その愛にこたえ、幸せをくれる犬たちの物語。
皆さんは「聴導犬」って知ってますが?
耳の不自由な方々の生活をサポートしてくれる訓練を受けて試験に合格した犬たちのことです
「盲導犬」に比べると日本ではまだまだ歴史が浅く数も少ないと言われています
この本は作者が、「聴導犬」の普及に全力で携わる方々に、インタビューをして、わかりやすくまとめられたものです
こうした活動は、日本の国が決めていることでなく、ボランティアや寄付に支えられていることも知りました
本の中には「本当の福祉とは、誰もが対等の立場で、たがいに協力することなんだ」とありました
悲しいかな日本では福祉は後進国と言わざるを得ません
聴導犬普及の活動を続けて行くことはとても困難なことの繰り返しのようです
それでも「おかげで幸せになりました」という言葉を頂ける仕事はほかにはないと、言い切る代表の方の言葉が印象に残りました
読みやすい文章とところどころに聴導犬や携わる方々の写真が入っています
小学校高学年から大人の方へお勧めです(風の秋桜さん 40代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】