モノローグ

講談社
平野啓一郎　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2007年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062143899

内容情報

[BOOKデータベースより]

三島由紀夫の新たな読みを提示した「『金閣寺』論」、「『英霊の声』論」を中心に、文学、音楽、美術、建築、そして、自らの作品について論じたファーストエッセイ集。『日蝕』の衝撃的デビューから現在まで、常に時代の最前線に立ちつづけた著者の軌跡。

１　作家論、評論（『金閣寺』論；『英霊の声』論；幸福にならなかった王子―オスカー・ワイルド　ほか）
２　建築、演劇、音楽、美術（バルセロナ時代の若いピカソ―異質なるものとしてのスペイン；タブローと生活―ル・コルビュジエ『ラ・ロッシュ＝ジャンヌレ邸』にて；試みとしての「庭園」―イサム・ノグチ“ユネスコ本部の庭園”　ほか）
３　自作解題（贅言―『日蝕』の為に；『葬送』について；日記のための日記―一人称代名詞を巡る考察　ほか）

[日販商品データベースより]

作家・平野啓一郎の２０代の軌跡。三島由紀夫の新たな読みを論じた「「金閣寺」論」、「「英雄の声」論」を中心に、文学、美術、建築、音楽まで、同時代の全てを論考したファーストエッセイ集。