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- 闇の子午線パウル・ツェラン
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岩波書店
生野幸吉
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 1990年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000023092


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[BOOKデータベースより]
「アウシュヴィッツの後に、詩を書くことは野蛮だ。」この言葉と、生涯を賭して対話した詩人がいる。流浪と絶滅収容所と、民族の経験への悼みを潜ったその詩は、人類の未来に向けてたてられた黙示を刻む。限界まで言語を酷使する精密な実験、特異な宇宙感覚に発する形象の連鎖。20世紀精神史のもっとも深く掘られた坑道がここにある。思想の骨髄で編まれた言語宇宙を前にするとき、解続はそれ自体が精神の冒険だ。同時代を生きた詩人が、自らの詩作の命運をかけて対決を試みる。
1 2人称への声(おまえを集め、立て、いたるところに―ユダヤ系文学;祈れ、主よ、わたしたちに向かって―闇の格子;たましいの明るさの花柱―ばらの変容)
2 非在のテクストへ(反世界のコスモゴニー―『非在の者のばら』;人間たちの彼方で―『息の転回』から『糸の太陽たち』へ;眼の系 脳の系を追って;一つの言葉 一つの闇―『雪の声部』と『光の強迫』)