歌枕殺人事件

Ｊｏｙ　ｎｏｖｅｌｓ　

実業之日本社
内田康夫　

• 価格: 901円（本体819円＋税）
• 発行年月: 2007年10月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784408504872

内容情報

[BOOKデータベースより]

浅見家の新年恒例行事に、百人一首によるカルタ会がある。その席で浅見光彦はカルタ界の女王朝倉理恵と決勝対決をし、辛勝。勝敗を分けたのは理恵が執着した札「すゑのまつやまなみこさじとは」だった。彼女の父親は三年前、歌枕の地として名高い宮城県多賀城市“末の松山”の松の下で殺されていたのだ。唯一の手掛かりは父の手帳に書き込まれた「白浪、松山を越ゆ」という言葉だが、その後捜査は難航、虚しく三年の月日が経過していた。浅見は宮城県へ赴くが、十二年前にも歌枕にまつわる殺人事件が発生していたことがわかる。

[日販商品データベースより]

浅見家のカルタ大会に参加した朝倉理恵の父親は３年前に殺されていた。彼女の父親が手帳に遺した“白浪、松山を超ゆ”という言葉の意味は。古歌に封印された謎を手繰って、名探偵浅見光彦が難事件に挑む。