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[BOOKデータベースより]
障碍の児はなにをするにも、人一倍の努力が必要だ。だからこどもたちのこころは、時に折れそうになる。不調の軋みをたてる。ダウン症をはじめとして多くの知的障碍の児とカウンセリングの時を共有してきた著者が、障碍の児の代わりに話す。「わたしたちは生きています。わたしのこころはときどきくるしいです。でも、楽しい時もいっぱいあります。みんなとおなじです」単なる「違い」を、本質的な違いと誤解しないための、共に生きるための本。
1 知的障碍のある子のこころ(基本的には変わらない)
[日販商品データベースより]2 自分に「ひけめ」を感じるとき―乳幼児期(自分が自分に感じる「ひけめ」;発達相談で ほか)
3 他者との関係性のなかで 物語を紡ぐこと―児童期(就学への迷いと親の願い;「学校にはいかない」ときめて ほか)
4 思春期の到来(思春期以降のアウトライン;「全面的な守られ」からの巣立ち ほか)
5 自分らしく生きてゆきたい(おとなになって;「困った人」から素敵な女性に ほか)
障碍児は自分が障碍を持つことをどう思っているのだろうか。知的障碍児の、時に言葉にならないこころを多くの事例から考察。単なる「違い」を、本質的な違いと誤解しないための、共に生きるための1冊。