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Sixty nine
文春文庫 む11ー4
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2007年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167190071
[BOOKデータベースより]
1969年。安田講堂事件が起き、東大は入試中止。アポロが月に行き、ビートルズが「アビーロード」を、ローリング・ストーンズは「ホンキー・トンク・ウイメン」をリリースした。ベトナム反戦運動が高まり、基地の町・佐世保で、僕は高校をバリケード封鎖した―。明るく楽しく生きる青春のエネルギーに満ちた日々を描いた永遠の古典。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 1987年に新刊で発売された際、帯に「1969年に生まれた高校生に読んでほしい」と書かれていました。その当時、まさに「ターゲット」であった自分はこの本で初めて村上龍作品に触れることになるのですが、あまり代わり映えしない日々を過ごしていた自分にとって、当時の自分と同年齢となる高校生の主人公と、そのまわりで起こるさまざまな出来事を通じて発された「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」というメッセージは心に響くものがありました。この本を読んだ直後にあった文化祭に、ものすごく熱心に取り組んだきっかけにもなったといえます。まったくの余談ですが、この本で「故障したポンプのような音」と表現されている箇所が鮮烈な記憶となって残り、いまだ消えることがありません。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 確か高校の修学旅行の途中に買った(笑)当時はまだハードカバーの単行本が出たばかり。19「69」年以後のこれと言って特徴のない世代に生まれた僕にとって、思想的背景も何も関係なく、単に学校や社会に対し楽しみ(悪戯)先行で「プロテスト」している登場人物たちが不思議と羨ましく見えたりもした。今となっては、安保闘争含め、当時の学生運動全般に対し否定的な僕ではあるけれど、多分読み返してみたら当時と同じように笑ってしまうんだろうなぁ。僕にとっての村上龍作品の入口はこの1冊から始まりました。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 昭和62年(1987年)、高校一年の時に読みました。確か「ビックコミックスピリッツ」に宣伝が出ていたのだと記憶しています。現在に至る、村上龍の基本的考え方のエッセンスが凝縮されていて、言い切ってしまえば村上龍は「これ一冊を読めばよい」とも言えます。そのエッセンスとは「楽しんで生きないことは、罪だ。しかし楽しんで生きるのは難しい。楽しんで生きるための戦いから逃げるな」ということだと理解してます。1987年当時、この作品の舞台である1969年は「大昔」と感じましたが、実はたった18年前。現在から見ると、1987年は25年前。年取ったなあ。頭クラクラします。
1987年に新刊で発売された際、帯に「1969年に生まれた高校生に読んでほしい」と書かれていました。その当時、まさに「ターゲット」であった自分はこの本で初めて村上龍作品に触れることになるのですが、あまり代わり映えしない日々を過ごしていた自分にとって、当時の自分と同年齢となる高校生の主人公と、そのまわりで起こるさまざまな出来事を通じて発された「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」というメッセージは心に響くものがありました。この本を読んだ直後にあった文化祭に、ものすごく熱心に取り組んだきっかけにもなったといえます。まったくの余談ですが、この本で「故障したポンプのような音」と表現されている箇所が鮮烈な記憶となって残り、いまだ消えることがありません。
石川敏晴/編集長 JTB時刻表
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/12/27
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】