- 舌の記憶
-
- 価格
- 524円(本体476円+税)
- 発行年月
- 2007年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101311326
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[BOOKデータベースより]
夏の陽ざしが退き始めた夕暮れに食べる白玉の、懐かしいような喉ごしの感触がいとしかった―。昭和三十年代、世田谷。俳優の伯母と伯父、儚げな母。風変わりな家庭で育った私は、病弱でも不思議に大人びた少女だった。あの頃の胸疼かせる思い出のよすがは、口にした食べものの味と香り。春の雛膳、秋のお稲荷さん、冬のおでん。季節の匂いが連れてくる追憶に満ちた自伝的エッセイ。
春(祖母のジャムサンドビスケット;真夜中の雛膳 ほか)
夏(くすぐったい白玉―白玉娘(上);別れの白玉―白玉娘(下) ほか)
秋(男優Mと哀しみのナポリタン;甘いクスリ ほか)
冬(チャボが居た裏庭;魚の部分 ほか)
私の「記憶」のレシピ帖