[BOOKデータベースより]
現代ほど「人間関係」の重要性が説かれる時代もない。家族、学校、会社、それぞれにおけるコミュニケーションの大切さが謳われる一方、疲れた人やうつ病は増え続け、自殺者は九年連続で三万人を超えている。著者は、疲れたときには「群れ」から離れて「ひとり」になってみよ、という。毎朝、五分坐って、己の心と向き合う。正しい姿勢で、深い呼吸をする。季節の風を胸元に入れながら、歩く。ときには庭にたたずみ、河原で風に吹かれる。ひとり静かに自分自身や自然と向き合うことが、騒々しい人間関係の疲れを取り、豊かな人生を手に入れる最良の方法なのだ。―凛とした生活を送るために大切な身体作法を実践的に説く、山折流・人生指南の書。
序章 自殺者三万人という異常事態―なぜ、日本人は病んでしまったのか
第1章 早朝坐禅―まず、三分から始めてみる
第2章 散歩の効用―歩くことで、何が見えてくるか
第3章 心が楽になる「身体作法」―正しい姿勢が人生を変える
第4章 うつになる人、ならない人―「親子関係、人間関係」でつまずかない
第5章 夜の作法を身につける―「眠れない人」のための、夜とのつき合い方指南
終章 無常を思って生きる―「死」を穏やかに受け容れるためのレッスン
疲れた時は「ひとり」になり、しばし沈黙せよ。「群れ」を離れ、静かに自身と向き合えば、人生が深くなる。坐禅・散歩・姿勢…。凛とした生活を過ごすために大切な身体作法を実践的に説く、山折流・人生指南の書。
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