- 近代による超克 下
-
戦間期日本の歴史・文化・共同体
Overcome by modernity.- 価格
- 4,730円(本体4,300円+税)
- 発行年月
- 2007年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000225588
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[BOOKデータベースより]
独創的な日本思想がなぜ文化的帝国主義に奉仕してしまったのか。九鬼周造、和辻哲郎、柳田国男、折口信夫、三木清…戦間期の思想史像を一新する。
第4章 文化的記憶の持続(日常性という恐慌;文化的存在論―日常性の避けられない原初性;偶然の必要性;文化の二重性格―日常生活の重層性;国民性格の文化化;人間関係を家化する)
[日販商品データベースより]第5章 共同‐体(共同‐体の記憶術;民衆を形象化する;芸術、アウラ、繰り返し)
第6章 歴史的現実(実存、経験、現在;「生活文化」;「技術の力」;民族主義とファシズムという亡霊)
戦後期日本の激しい社会変容は知識人に衝撃を与え、文化的本来性をめぐる言説を大量に生み出した。西欧でも同時期に出現したこの「近代の超克」現象に全く新しい光をあてて、日本の近代思想史像を一変する衝撃の書。