こどものためのテンペスト

シェイクスピアっておもしろい！　
Ｔｈｅ　ｔｅｍｐｅｓｔ　ｆｏｒ　ｋｉｄｓ．

アートデイズ
ウィリアム・シェイクスピア　ロイス・バーデット　鈴木扶佐子　

• 価格: 1,885円（本体1,714円＋税）
• 発行年月: 2007年07月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784861190889

内容情報

[BOOKデータベースより]

『テンペスト』はシェイクスピアが単独で書いた最後の作品です。書かれたのは１６１１年頃。ロマンス劇と呼ばれるシェイクスピア晩年期の作品中、最大の傑作です。舞台となった島や難破船の描写は、当時、英国を騒がせていた北米バミューダ島沖の海難事故を参考にしたと言われています。かつてミラノ大公だったプロスペローは弟とナポリ王の陰謀により、十二年の歳月を無人の孤島で娘と共に生きてきました。ある日、弟たちに復讐する絶好のチャンスが訪れます。プロスペローは弟とナポリ王一行を乗せた船を得意の魔術で難破させ、彼らを錯乱状態に陥れます。しかし最後にプロスペローは過去の恨みを捨てて弟たちを赦し、娘をナポリ王の息子と結婚させます。そして自らも島を離れミラノ大公として再出発するのです。憎しみや怨念を乗り越えた彼方に、心の平安と希望に満ちた新しい世界を見いだすプロスペロー。この姿が時代を超えて読む人の胸を打つのです。

[日販商品データベースより]

天才シェイクスピアの傑作を子どものために書き直し、世界中で絶賛されたバーデット氏の労作シリーズを翻訳刊行。本巻は、人間愛を謳いあげた「テンペスト」。シェイクスピアが単独で書いた最後の作品。