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- あおい
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- 価格
- 503円(本体457円+税)
- 発行年月
- 2007年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094081732
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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- sige
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私の好みではない
プロローグにあたる4ページはまるで美しい詩のようだ。いい気分になった。ところが本編に入るやコテコテの関西弁。ダラ〜ッとした日常をあちこちと思考が飛んでしまうような文章で語る。
「あおい」というきれいなタイトルとは裏腹に、部屋に“くさい亀”を飼っていたり、ゴミ箱におしっこが入っていたり、作品に終始臭い匂いがたちこめる。それも旨さと言えば旨さだが・・。
他の作品も同じタイプならちょっと引いてしまう。「さくら」を先に読めばよかったのか?
[BOOKデータベースより]
二七才、スナック勤務のあたしは、おなかに「俺の国」と称した変な地図を彫っている三才年下のダメ学生・カザマ君と四か月前から同棲している。ある日、あたしは妊娠していることに気付き、なぜか長野のペンションで泊り込みバイトを始めることに。しかし、バイト初日、早くも脱走を図り、深夜、山の中で途方に暮れて道の真ん中で寝転んでしまう。その時、あたしの目に途方もなく美しい、あるものが飛び込んでくる―。表題作を含む三編を収録した、二五万部突破「さくら」著者の清冽なデビュー作。
[日販商品データベースより]27才スナック勤務の「あたし」と、おなかにへたくそな地図を彫っている3才年下のダメ学生・カザマくんは同棲して4か月。ゆったりとしたリズムにどっぷりと浸かった生活をしていた「あたし」は、ある日、妊娠していることに気づく。そして、気がつけば、長野のペンションへの短期バイトを決め、そのバイト先からも逃げ出し、深夜、山のなかで大の字になって寝っころがってしまう。そのとき、「あたし」の視野に、あるものが飛び込んでくる。