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[BOOKデータベースより]
ポジティブなイメージとして語られる高度成長期に農村部で拡大した自家製味噌造りや調理方法のリテラシー、旧正月から新正月への移行などを題材に、戦中から戦後に編成されていった「主婦」「家庭」という規範を読み解き、日常生活の微細な、しかし決定的な変容の実相に迫る。
第1章 ふるさとの味をめぐる戦前―高度成長期前史の農村女性
[日販商品データベースより]第2章 「主婦」役割の編成と味噌自家醸造法の改善指導
第3章 調理の習得とリテラシー―「主婦」役割の受容と「家庭」意識
第4章 旧正月から新正月へ―「家庭」中心の年中行事への移行
第5章 お盆の戦後―帰省ラッシュ・成人式・盆踊り
第6章 「名物」の味/「家庭」の味―端午の節句と笹団子の現在
戦前から戦中期の性別役割分業が、戦後、高度経済成長期に農村部に広がっていくさまを、自家製味噌造り指導や多様な調理法の習得と主婦像、正月やお盆の戦後、「名物・家庭の味」の変容という素材から明らかにする。