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[BOOKデータベースより]
この本では、言語障害のあるおともだちのある日の一場面を通して、言語障害がどんな障害なのかをしょうかいしています。
第1章 どうしよう!?こんなとき(しゅんくんの場合 暗唱したくないみたい;ひでとくんの場合 読み始めでつっかえる;えいじくんの場合 聞き返しただけなんだけど;ひかりさんの場合 話が通じてないの?;みちえさんの場合 話がかみ合わない)
第2章 言語障害って何?(言葉のやり取りにむずかしさがある障害;発音がうまくいかない障害;なめらかに話すことがむずかしい障害;言葉の理解や使い方におくれがある障害;聴覚障害による言語障害;言語障害のある人と楽しくすごすために;言語障害のある人を手助けする場所や人)
目に見えにくい障害を理解するための最初の一歩。学校や家庭でよく見られるケースを本人の視点に立って解説した、子どもも大人も一緒に考え学ぶ本。本巻では、言語障害を取り上げる。〈受賞情報〉学校図書館出版賞大賞(第10回)
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小学生の児童をモデルに、構音障害、吃音、口唇・口蓋裂、難聴、言葉を組み立てるのが苦手なケースの具体例、対応例、仕組みを紹介する絵本。
言語障害は言葉を話す働きをする様々な臓器や体の仕組み、脳の機能などを理解するところが大事だとわかった。どの場所に、どんな問題がおきるかによって、いろいろ違ってくる。
私は耳の聞こえない人や難聴の人と交流している時、聴覚障害の種類が「伝音性」「感音性」と2種類あることを知った。この絵本では、発音の仕方や口の形、音の理解の仕方など、いろんな形の言語障害があるとわかり、更に理解が深まった気がする。
ただ、この情報は子どもの頃に是非とも知っておきたい。
具体例で示されている小学校生活上の問題は、実際に見聞きした覚えがあるし、意味も解らず「舌ッたらず」とか「しゃべり方がへん」とか言っていじめたり、偏見をもったりしていた。わざとやっているのか、何なのか理由がわからないと、「みんなと違う」子は排除されたりする。不幸なことに私の育った地域は、障害や病気に対する理解がなく、ちょっとした違いでいじめられたりしていた。
今は障害や病気などについて、ずいぶん情報も増えたし、意識も高くなっている。当事者がアピールすることも増えたと思う。
もっと理解が深まり、誰でも住みやすい社会になって欲しいと思う。この絵本に書かれているような配慮が、普通にできるような学校や職場があたりまえになりますように。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】