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[BOOKデータベースより]
スクリーンが映し出す人間の哀切を、練達の筆致で描き出す三十二編の映画エッセイ。
「愛」という言葉を口にできなかった二人のために
[日販商品データベースより]なぜか心が洗われる
愛の不思議について
帰れなかった者たちのために
母が娘を抱き締めるとき
淡いが深い
秘密の代償
恋の行方、命の行方
互いの夢の在りどころ
トウモロコシ畑に消えていく〔ほか〕
言いたかった。でも、言えなかった…。スクリーンが映し出す人間の哀切を、練達の筆致で描き出した32編。「暮しの手帖」に連載された文章をまとめた、著者の2冊目の映画エッセイ。