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- 生物がつくる〈体外〉構造
-
延長された表現型の生理学
The extended organism.- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2007年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784622072584
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[BOOKデータベースより]
ミズグモの巣は体外の肺、ケラの巣穴は拡声器、ゴカイの潜穴はクロマトグラフィーの場。本書は生物がつくる体外構造物の例をとりあげ、その見事な構造や生理的性質を仔細に探っていく。物質やエネルギーの流れを見れば、生物の体だけでなく彼らがつくって利用しているモノまでが、私たちの直感をはるかに超えて、デザイン・機能ともに絶妙に最適化されていることがわかるのだ。これらの構造物について知るとき、改めて進化の創造力の偉大さに感嘆せずにはいられない。進化の手が彫刻する、目に見えない意匠が見えてくる本。温度計や気圧計で「測る」ことさえできる、まぎれもなくそこにある「延長された表現型」のあれこれ。生理学ってこんなに面白かったのか。
生物のあいまいな境界
[日販商品データベースより]生物の外側の生理作用
生きている構造物
培養液と走性
そして奇跡が起きて…
泥の威力
ミミズが土地を耕すと
クモのアクアラング
小さな昆虫とダニの巧みな操作
コオロギの歌う巣穴
超生物の魂
母なる地球を愛せ
進化の手が彫刻する、目に見えない意匠が見えてくる本。温度計や気圧計で測ることさえできる「延長された表現型」のあれこれ。生物がつくる体外構造物の例を取り上げ、その見事な構造や生理的性質を仔細に探る。