[BOOKデータベースより]
海水浴を待ちこがれる心、足ひれをつけて泳ぐスピードと、海中の生き物をめがねごしに見た驚き、溺れかける恐怖、足ひれを失った悔しさ、新しい友ができたよろこびを凝縮した、夏休み数日間の絵本。大阪国際児童文学館主催、日産自動車協賛、第22回ニッサン童話と絵本のグランプリ童話大賞受賞作品。
[日販商品データベースより]夏休みの海水浴で、買ってもらったばかりの足ひれの片方をなくしたぼく。足ひれを探していると、片足がない少年に出会う。彼の足元にはぼくの足ひれが…。〈受賞情報〉ニッサン童話と絵本のグランプリ童話の部大賞(第22回)
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誕生日にもらった足ひれをなくしてしまった俊也。
はじめはそのことが凄くショックで、自分が沖にまで行ってしまった失敗が薄れてしまったようでした。
けれどその後で出会った良太という少年とすぐに親しくなっていく様子は、子供らしい無邪気さが感じられました。
私としては、急にどこかへ行ってしまって、知らない子と日がな一日遊んでいたら、心配で仕方ありませんが、子供ってこうやって成長していくのだろうなぁとも思います。
ラスト、足ひれを約束の証にしたシーンは、親としては勇気のいる決断だったと思いますが、子供の気持ちを汲んだ親の姿に、子供の成長も感じられました。
後味さわやかなお話でした。(hime59153さん 40代・三重県 男の子7歳)
【情報提供・絵本ナビ】