- ヨーロッパを見る視角
-
- 価格
- 1,364円(本体1,240円+税)
- 発行年月
- 2006年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006031459
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[BOOKデータベースより]
十一世紀以前においては、日本と同様な「世間」が存在していたヨーロッパが、なぜ個人を重視する社会へと転換したか。個人の誕生の背景には何が存在していたか。恋愛の成立、市民意識の形成というヨーロッパ社会の基底に関わる諸事象を、日本社会との比較史的考察を通じて明快に解明する。長年の西洋中世史研究と日本社会論との鮮やかな連結。
第1講 「世間」からの離陸(ヨーロッパを見る二つの視角;日本はヨーロッパとは異質の世界 ほか)
第2講 個人の成立(日本での個人とヨーロッパでの個人;乳離れできない親子 ほか)
第3講 恋愛の成立と新しい男女関係(十二世紀に成立した恋愛;中世の貴族の生活 ほか)
第4講 市民意識の成立(内在的理解;市民とは何か ほか)
第5講 キリスト教と伝統社会(エリート文化の発生―「礼儀」という概念;下品なものの排除 ほか)