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- となり町戦争
-
- 価格
- 704円(本体640円+税)
- 発行年月
- 2006年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087461053
[BOOKデータベースより]
ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた…。見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。
[日販商品データベースより]現代的戦争の恐怖。
ある日、突然に始まった隣接する町同士の戦争。公共事業として戦争が遂行され、見えない死者は増え続ける。現代の戦争の狂気を描く傑作。文庫版のみのボーナストラック短編を収録。小説すばる新人賞受賞作品。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:3)
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- sige
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これが戦争の本当の意味?
題名どおり戦争の話なのだが、戦争が全く見えない。想定は、街づくり推進のための公共事業としての隣町との“戦争”なのだ。普通に考えられる戦争の“武器”は全く気配がなく住民もいつもどおりの日常を繰り広げている。広報に掲載される“戦死者数”だけが増えていくという不気味さ。
しかし、今現在戦争をしている国が地球のあちこちにあるが、選ばれた兵士だけがよその国で戦っていて、本国では一般市民はいつもどおりの日常生活をしているという国もある。戦争をする目的も自分達の生活の活性化のためだ。しかも、大きな公共事業と言える。そうやって考えると、戦争というのはこの作品の通りなのかもしれない。
- 美湯
-
ちょっと難しい
もし私が当事者なら、おそらく、知らない間に戦争が始まり、知らない間に戦争が終わっているような気がします。
戦争という言葉と裏腹に静かな展開だったと思う。
内容は難しかった。
「明日からとなり町と戦争をはじめます」そんな案内が来たらどうします?三崎亜記の衝撃デビュー作。