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- 「人民中国」の終焉
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共産党を呑みこむ「新富人」の台頭
講談社+α文庫 G121・2
- 価格
- 922円(本体838円+税)
- 発行年月
- 2006年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062810678
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[BOOKデータベースより]
改革・開放の中で莫大な財を成し、共産党指導部に接近、政策を左右するほどの「権力」すら手にした「新富人」による支配が始まった。深まりゆく中国社会の「断裂」。搾取や不平等がない「人民中国」はもはや幻想だ。今なお洞窟住居に住むことを強いられ極貧にあえぐ地方の村から、億単位の難民が、摩天楼の立ち並ぶ大都市になだれ込む。貧富の差、政治腐敗への不満。政権に憚ることなく、利害を剥き出しにした戦いがこの国を揺るがす。
序章 「人民中国」の終焉
第1章 「上海一の金持ち」の凋落
第2章 不動産バブルの淵「黄金地帯」の悲劇
第3章 新富人「最後の晩餐」
第4章 新支配層の誕生と「社会の断裂」
第5章 都市を包囲する農民の群れ
第6章 胡錦涛「親民路線」の本質
第7章 「人民外交」との決別
第8章 新たな「反日」の台頭
終章 新富人が導く中国
補章 現代中国「格差」の本質