- 現代建築に関する16章
-
空間、時間、そして世界
講談社現代新書 1867
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2006年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784061498679
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[BOOKデータベースより]
時代と建築家の試みを読み解く斬新な視点を提示。
第1部 かたちと環境をめぐって(形態と機能―装飾された小屋あるいは原っぱ;バロック―楕円と装飾;斜線とスロープ―運動そしてランドスケープ ほか)
[日販商品データベースより]第2部 住むこと、そして日本という空間(住宅建築―無意識の深層へ;身体―柱からモビルスーツへ;日本的なるもの―タウト、縄文、弥生 ほか)
第3部 建築はどこへゆくのか(歴史と記憶―モダニズム、リバイバル、保存;場所と景観―地域主義、ゲニウス・ロキ、ダーティー・リアリズム;ビルディングタイプ―監獄とコンビニ ほか)
時代と建築家の試みを読み解く斬新な視点を提示
建築があるスケールを超えて巨大化していくと、もはや古い建築のモラルはふっとんでしまう……もちろん、内部と外部を一致させるような近代建築の倫理観もふっとぶ。巨大化すると、外部は制御不能。ファサードという概念が無効になるのです。資本主義のロジックでドライブさせると、建築は巨大な空間を志向し、ひたすら内部に向かう。外観のデザインを整えるというのは、古典的な美学にもとづく建築家の仕事として歴史的につづいていました。しかし、それは巨大資本主義の建築にとって、なんの効力ももたない。……もはやそんなことはどうでもよくなって、別の次元に突入するのです。――<本文より>