- おばあちゃんのちょうちょ
-
Ghost wings.
BL出版
バーバラ・M.ジョシー ジゼル・ポター 福本由紀子- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2006年10月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784776402015
[BOOKデータベースより]
おばあちゃんは、わたしのいちばんのなかよし。いっしょにトルティーヤを作ったり、歌を歌ったり。冬には、ちょうちょが集まるマジック・サークルにいっしょに行った。でも、おばあちゃんが死んで、思い出もなんだかぼんやり。パパは「だれかをあいしているかぎり、その人はずっと心の中にいるんだよ」って言うけれど…。メキシコから3200キロもの旅をするオオカバマダラが、少女の心に残したものは…。
[日販商品データベースより]私の一番の仲良しのおばあちゃんが死んでしまった。思い出もこのまま消えてしまうのか。メキシコから3200キロもの旅をするオオカバマダラを通じて、おばあちゃんとの心のつながりを感じる少女を描く絵本。
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後書きを見ると、作者のバーバラさんの母方の田舎がメキシコなので、こういうお話を思いついたようです。
この絵本を読むと、メキシコならではの「死者のお祭り」を知ることができます。
これはちょうど日本でいうなら『お盆』みたいなもののようです。
こんなにも国同士が離れているのに、『お盆』のような風習があることに驚きました!
死者のために揃えるグッツはお国柄が出ていて、日本とは違うようでしたが…。
この物語ではおばあちゃんが亡くなったのが、ちょうどメキシコで有名な『オオカバマダラチョウ』の移動する時期だったのと、おばあちゃんがこのチョウが好きだったらしいので、こういうタイトルになったようです。
(原作のタイトルも公だったのでしょうか?)
最近、おじいちゃんやおばあちゃんとの交流を描いた絵本作品も、色々出てきました。
そして「死」「別れ」を作品を通じて表現されているものも増えたように思います。
お話としては非常にいいものが大半ですが、小学校などの読み聞かせはたいてい「朝の時間」が多いんですよー。
作品自体がどんなに優れていても、朝から「死」を取り扱った作品を取り上げるのは結構勇気がいります。
なので、私がこの本を子どもたちに紹介するとしたらたぶん《ブックトーク》の形でになると思います。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子17歳、女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】