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- 摩天楼とアメリカの欲望
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バビロンを夢見たニューヨーク
The skyward trend of thought.
工作舎
トーマス・ファン・レーウェン 三宅理一 木下壽子
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784875023975

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[BOOKデータベースより]
近代建築史においては、「高層の商業ビル」としてほとんど等閑視されてきたアメリカの超高層ビル、摩天楼。一九世紀末から二〇世紀初頭にかけて、熱帯雨林の突出木のように出現した摩天楼は、アメリカの富とビジネスの象徴であるとともに古来、聖なる山や宇宙樹、バベルの塔などに託してきた人類普遍の夢の象徴でもあった。「商業の大聖堂」を建てた百貨店王フランク・ウールワース、「世界最高にして世界の中心」の自社ビル建設をめざした新聞王ジョゼフ・ピュリッツアーなど、世俗の権力欲と霊的昂揚への憧憬のダイナミズムをあわせもつ摩天楼の魅力に迫る。
序章 すばらしき摩天楼の時代
[日販商品データベースより]第1章 天空志向「摩天楼―革新か伝統か」
第2章 万物の復興、あるいは摩天楼の再興
第3章 聖なる摩天楼と世俗的な大聖堂
第4章 自然成長の神話―新聞ビジネスの夢
第5章 自然成長の神話2―アメリカ精神の伏流
アメリカに次々と出現した超高層ビルは、富とビジネスの象徴であり、天空に向かう人類普遍の夢の象徴でもあった…。世俗の権力欲と霊的昂揚への憧憬とダイナミズムを併せ持つ、摩天楼の魅力に迫る。