ハプスブルク帝国

河出文庫　か１４ー１

河出書房新社
加藤雅彦（ヨーロッパ問題研究）　

• 価格: 715円（本体650円＋税）
• 発行年月: 2006年09月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784309408132

内容情報

[BOOKデータベースより]

アルプスの小城から神聖ローマ帝国を経て、日没なき世界帝国を築き、二十世紀初頭の第一次世界大戦での敗戦によって崩壊するまで、約六百年間も続いたヨーロッパ史上最大の王朝。女帝マリア・テレジアの活躍、夢の都ウィーン、革命と戦争の十九世紀、花開く世紀末文化、その独特な多民族国家…。現代の目を通して、帝国の波瀾の歴史を多数の図版とともに描く決定版。

第１章　ライン上流「鷹の城」から
第２章　日没なき世界帝国へ
第３章　オスマン・トルコ来たる
第４章　花開くバロック
第５章　マリア・テレジアの時代
第６章　会議は踊る
第７章　プロイセンに敗れる
第８章　多民族ドナウ帝国
第９章　夢の都ウィーン
第１０章　世紀末精神の輝き
第１１章　サライェヴォの銃声
エピローグ　中欧の復活