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- 原点を見つめて
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それでも人は生きる
祥伝社黄金文庫 Gそ2ー7
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784396314125
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[BOOKデータベースより]
人を殺す悪路、水道水のない土地、動物のように放置される痛み、思考を遮る暑さ、同じ「餌」を食べ続ける人々…。かくも凄まじい自然、貧しい世界があったのか。しかし、私たちはそこから出発したのだ。
「光」―二つの光源
「道」―砂漠で溺死する
「道」―人を殺す悪路
「水」―水の匂い
「食」―日常的飢え
「病」―生き残りのためのルール
「教育」―宿題帳も金になる
「貧困」―貧乏の定義
「家」―病人を屋根から下ろす
「気温」―思考と高温の関係
「疑心」―疑うという機能
「清潔」―使い捨ての再利用
「旅」―世界は村だけ
「不幸」―車庫の光景
「未来」―野焼きの光景
「幸福」―犬は必需品
「人間性」―慈悲と強欲
「防備」―カウンターの上の偽金
「食」―大地をゆるがす人々
「憎しみ」―抹殺の情熱
「自然」―森の恐怖
「民主主義」―大樹の下の長老たち
「死」―死者の俤
「生」―源流に立つ