- 「豊かさ」の誕生
-
成長と発展の文明史
The birth of plenty.日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
ウィリアム・J.バーンスタイン 徳川家広- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2006年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784532352202
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[BOOKデータベースより]
ホッブズは、かの『リヴァイアサン』の中で、自然状態における生のありようは「孤独で、貧しく、意地悪く、暴力的で、短い」と述べた。それは19世紀に至るまで、人類の大多数にとって生活実態を忠実に表現した言葉であった。しかし、それから2世紀あまりを経た現在、ホッブズが指摘したような人類のありようは、少なくとも物質的には西洋世界から消えて無くなった。なぜ、我々は豊かな生活を享受できるようになったのだろうか。そしてなぜ、豊かさの誕生は1800年代以降に限られているのだろうか。本書は、近現代の持続的な経済成長の陰に潜む条件を膨大な資料と法律、歴史、哲学、天体力学、神学、政策科学、社会学、経済学の観点から探っていく。また21世紀の新興国が発展するために、どのような要素が必要とされるのかを明かしていく。19世紀初頭に始まる西洋諸国の勃興から、戦前・戦後における日本の驚異的な成長、そしてイスラム諸国の停滞の原因に至るまで、壮大なスケールで描き出す文明史。
第1部 近代経済成長の源泉(豊かさについての仮説;私有財産制;科学的合理主義;資本;動力、スピード、光;成長の理論を総括する)
[日販商品データベースより]第2部 豊かな国、貧しい国(勝ち組の経済―オランダとイギリス;キャッチアップした国々;取り残された国々)
第3部 豊かさのもたらすもの(神、文化、金銭欲、そして快楽主義の踏み車;成長か平等か―大いなるトレードオフ;勝者の呪い―富神マモンと戦争神マルス;成長の終わり?;いつ、どこで、そしてどこへいくのか)
近現代の持続的な経済成長の陰に潜む条件を、膨大な資料と法律、歴史、天体力学、政策科学、社会学、経済学などの観点から探る。また21世紀の新興国が発展するために、どのような要素が必要とされるのかを明かす。