〈写説〉無条件降伏

大日本帝国の最期

ビジネス社
太平洋戦争研究会　平塚柾緒　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2006年07月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784828412870

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９４５年（昭和２０）８月１５日正午、ラジオから昭和天皇の声が流れてきた。日本国民が初めて聞く天皇の肉声だった。人々は、その天皇の放送を聞きながら首を垂れ、涙した。米英中ソ４カ国共同宣言、すなわち、ポツダム宣言受諾を告げる日本降伏の詔勅であった。しかし、そこにいたるまでには、本土決戦を呼号する軍部との長く苦しい闘いがあった。昭和天皇と鈴木貫太郎内閣の和平派は、その難関をどう克服したのだろうか…。“和平”と“本土決戦”に揺れた５カ月をリアルに再現。

第１章　激動の一九四五年四月
第２章　和平か本土決戦か
第３章　幻に終わった和平工作
第４章　三巨頭会談とポツダム宣言
第５章　原爆投下とポツダム宣言受諾
第６章　日本の一番長い日

[日販商品データベースより]

原爆投下、ソ連参戦は避けられなかったのか、なぜポツダム宣言受諾は遅れたのか、昭和天皇の真意は…。「和平」と「本土決戦」に揺れた５カ月をリアルに再現する。“戦争の時代”のフィナーレを記録する永久保存版。