- 森長可
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信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」
PHP文庫 た66ー1
- 価格
- 734円(本体667円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569666228

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【笑いの1冊】 とりあえず、人として・いや人間としてアナタどうなの!と言う位の武勇伝を持っています、彼は。知り合いではないのですが、つい突っ込んでしまう武将です。皆さんご存知の森蘭丸の2番目の兄。父と長男が良い人というなら、この人は鬼です。別名も『鬼武蔵』というほど、この人は鬼です。きっと人の皮をかぶっているんでしょう。武器は人間無骨・愛馬は百段、という此方もちょっと人からかけ離れているものばかり。【人間無骨】はその名のとおり人に骨が無いと感じるほどにスパッと切れるという切れ味のよさを持つという槍で、愛馬の【百段】は跳躍一つで百段も飛び越えるという異名を持つほどの脚を持つの馬。戦場を駆けるときはその脚すらも武器だったのだろうと想像してしまいます。そんな戦バカ、いや、戦に対する熱情はきっと人一倍であろう武将・森長可の人生を描いた一冊。ちょっと変わった人が好きな人にオススメです。
[BOOKデータベースより]
織田信長もその剛毅な質を認め、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の数々の功名、そして天正十年(1582)の武田攻めによって信濃川中島四郡を与えられ、上杉への備えを任されることに。しかし本能寺の変を境に彼の人生は狂い始め、やがて運命の小牧・長久手の戦いを迎える―。表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った武辺者の人生を描いた力作長編小説。