- 人民は弱し官吏は強し 改版
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2006年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101098166
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
明治という一部の人たちの好き嫌いに引きづられた時代が、星製薬の星一と後藤新平との絡みを通じて、星新一の淡々とした筆致で綴られる。成功ばかりに目をやる英雄崇拝の人たちに冷や水を浴びせる著作である。(じろう/男性/40代)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
製薬会社社長であった星新一氏の父親の実話。ショートショートで有名な星新一氏だが、長編ノンフィクションもとても面白い。(ゆう/男性/20代)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
明治に日本屈指の製薬会社を起こした星一の話を息子の星新一が書き綴った小説。保身を旨とする役人と民間との戦いというものが、世の中の利益にならず、将来をつぐむものになるのかということが良くわかる一冊(のりさま/男性/50代)
[BOOKデータベースより]
明治末、12年間の米国留学から帰った星一は製薬会社を興した。日本で初めてモルヒネの精製に成功するなど事業は飛躍的に発展したが、星の自由な物の考え方は、保身第一の官僚たちの反感を買った。陰湿な政争に巻きこまれ、官憲の執拗きわまる妨害をうけ、会社はしだいに窮地に追いこまれる…。最後まで屈服することなく腐敗した官僚組織と闘い続けた父の姿を愛情をこめて描く。