- 父からの手紙
-
長編小説
光文社文庫 こ15ー8
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2006年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784334740320
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4.5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
北区の太
-
感動ミステリー
序盤は、全く関連のない2つのストーリーが、それぞれ独立して進行して行くので、流れをつかむのに少々苦労する。終盤までどういう形で収斂して行くのかが全く読めず、そのことが物語を先へ先へと読み進めさせる。最後には見事に1つに収斂するのだが、その結末は結構シビア(ネタバレすると面白さ半減してしまうので、これ以上は書かない)。ミステリー仕立てで、人間の生きる力について考えさせてくれる感動作。お薦めです。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「怖い本」レビューコメント
自分のことをずっとどこかで見守り続けていてくれるひとがいると感じていれば、きっとひとは自分自身を見失ったりはしない。それは自分をずっと見守っていてくれるひとを裏切ったり、悲しませたくないから。そして真実を知ったときにひとは大きなものを失うとともにもっと大きなもの手に入れる。(とんぼ/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。十年が経ち、結婚を控えた麻美子を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。完璧なミステリー仕立ての中に、人と人との強い絆を描く感動作。
[日販商品データベースより]家族を捨て、阿久津伸吉は失踪した。しかし、残された子供、麻美子と伸吾の元には、誕生日ごとに父からの手紙が届いた。十年が経ち 、結婚を控えた麻美子を不幸が襲う。婚約者が死体で発見され、弟が容疑者として逮捕されたのだ。姉弟の直面した危機に、隠された父の驚くべき真実が明かされてゆく。 完璧なミス テリー仕立ての中に、人と人との強い絆を描く感動作!