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価格:2,365円(本体2,150円+税)
【2021年09月発売】
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[BOOKデータベースより]
17世紀末〜18世紀初頭、フランスの一田舎司祭ジャン・メリエは、深夜、灯火の下で教区民のために営々と驚くべき文章を綴り続けた。神々と宗教の虚妄なることを論証したこの『覚え書』は、啓蒙期の代表的地下文書として流布し、旧体制を根底から震撼させた。知られざる思想家が遺した古今東西最大の遺言書、初の日本語完訳成る。
序文。本書の意図
[日販商品データベースより]世界のさまざまな宗教に関する著者の思索と見解
すべての宗教は誤謬とまやかしとペテンにすぎない
すべてが人間の発明にすぎないさまざまな宗教の虚妄と虚偽について
政治家が宗教の誤謬と悪弊を用いるのはなぜか
古代人には皇帝や偉人を神々に列するという慣習があった。お偉方の思い上がりと一部の者のへつらいと一部の者の無知が、この悪弊を導入し、それに権威を与えた
古代人は人間が死後、神になることができると信じていた
偶像崇拝の起源
前述のさまざまな宗教の虚妄と虚偽について。盲目的信心であり、あらゆる宗教の基盤として使われる信仰は、誤謬と錯誤とペテンの原理にすぎない
また信仰は人々の間における騒乱と永遠の分裂の致命的な源と原因でしかない〔ほか〕
神々と宗教の虚妄なることを論証したこの「覚え書」は、フランス啓蒙期の哲学的地下文書として流布し、旧体制を根底から震撼させた。知られざる思想家が遺した古今東西最大の遺言書、初の日本語完訳。〈受賞情報〉日本翻訳出版文化賞(第42回)