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- 漆 2
-
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2006年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784588213120
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[BOOKデータベースより]
遺跡や寺院等に遺された漆器の分析を通してその技術の系統を探るとともに、絵巻物や文学作品を考証して、職人や産地の形成、地場産業としての漆工芸発展の経緯を描く。材料科学、歴史、考古、民俗等にわたる学際的研究の成果を示す。
第12章 戦国〜近世初期の漆器(近世初期の精製漆工房―岩手県飛鳥台地1遺跡・五庵2遺跡;食漆器が過半数を占める東北屈指の城跡―福島県河股城跡 ほか)
[日販商品データベースより]第13章 近世漆器の展開(大聖寺藩筆頭家老佐分家屋敷跡の漆器―石川県八間道遺跡;悲しき雛道具―石川県木ノ新保遺跡;丹沢山中の漆器と漆濾殻―神奈川県宮ヶ瀬遺跡群;幕末三島の消費漆器―静岡県御殿川流域遺跡群;大和・吉野絵の漆器)
第14章 漆器産地の形成(輪島塗産地の形成と発展;琉球漆器の始原)
第15章 絵巻物と文学世界の漆器(絵巻物と漆器;ジャパン―外国人が見た漆器;谷崎潤一郎『陰翳礼讃』に潜むもの)
遺跡や寺院等にのこる漆器を分析し体系づけるとともに,絵巻物や文学作品の考証を通じて,職人や産地の形成,漆工芸の地場産業としての発展の経緯などを考察する。