- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
[BOOKデータベースより]
パレスチナとイスラエルの子どもたちひとりひとりが、願うなら、「きっと、戦争は終わる」あなたたちが、ほんとうに望むなら。「人はなぜ憎しみあうのか?」複雑すぎてよくわからないパレスチナ紛争。そんな紛争下で暮らす子供たちの本音に迫るインタビュー集。
迫害をのがれて
検問所を通って学校へ
イスラエル人の歴史を学んで
家族と別れて暮らして
爆弾におびえながら
ふつうの生活をうばわれて
心にのしかかる兵役
占領に負けないで
壁と兵士に守られて
危険な旅をしてまで
心に傷を負って
難民キャンプから出られずに
石で戦って
友だちを殺されて
何度も家を破壊されて
兵役を前に
自爆者の姉を持って
沈黙の抗議
人はなぜ憎しみあうのか…。複雑すぎてよくわからないパレスチナ紛争。そんな紛争下で暮らす子どもたちの本音に迫るインタビュー集。日本人にとって見えにくい、パレスチナ問題を考えるよいきっかけとなる1冊。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 超わかる入門マンガひらめき!プログラミングワールド
-
価格:990円(本体900円+税)
【2021年07月発売】
- とびだす世界地図帳
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
- シールをはって楽しくおぼえる世界がわかる地図絵本
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2016年05月発売】
最初にページを開くと、この本が出版されるまでの何年間かのパレスチナとイスラエルの紛争で犠牲になった18歳未満の429名の名簿が書かれています。
本書は著者がパレスチナとイスラエルの子どもたちそれぞれ10人にインタビューしたものを編集して載せてあります。
子どもたちの顔写真を載せて。
ただし、インタビューしたひとりのお姉さんが自爆テロをした一人で、その子はお姉さんが自爆したことで、勝手に写真を使われ、ひどい目にあった経験があるという理由で、写真は載っていませんでした。
子どもたちの目線を通じて、否応なしに考えなくてはいけない社会の在り方と命の大切さを感じました。
どちらの民族も大変なことには違いありませんが、やはり抑圧され、つらい環境を強いられているパレスチナの人たちには、同情せずにはいられませんでした。
この子どもたちが負の連鎖を断ち切って、新たな未来を築いていけるといいなと、心から思いました。
1人1人のインタビューは短くまとめられているので、とても読みやすいです。
同年代の安全な国、日本に住んでいる同年代の子どもたちにもぜひ、知ってもらいたい想いです。
うちの子にも薦めたいけど、どんなきっかけを与えてあげたら読むかなぁー?
考え中です。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子20歳、女の子15歳)
【情報提供・絵本ナビ】