なにもかもなくしてみる

五柳叢書　８６

五柳書院
太田省吾　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2005年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784901646086

内容情報

[BOOKデータベースより]

世界に衝撃を与えた演劇手法「沈黙と遅いテンポ」。その太田省吾が、“今、ここに生きている”をテーマに新たな演劇計画に挑む。

１　エゴが消失する“ハイ”（“消える”という目標；エゴが消失する“ハイ”の可能性；“本気にすることができない”ということ；劇言語はどこにあるか；劇場と貧困なる経験）
２　存在の物語へ（“沈黙”のありか；“沈黙”の計画　ほか）
３　ナショナルなものへの疑い（西洋近代との“葛藤”の行方；思考停止点としてのナショナルなもの；“ナショナルなもの”への疑い；歴史の誘惑）
４　身体をつかった言葉（身体をつかった言葉　戸井田道三；わたしの古典　Ｗ・ボルヒェルト；近刊を読む）
５　人はどういふことがしないでゐられないだらう（美術から演劇構造をみる；少女王国の帰趨　バルテュス　ほか）

[日販商品データベースより]

世界に衝撃を与えた演劇手法「沈黙と遅いテンポ」。その太田省吾が、「今、ここに生きている」をテーマに、演劇計画に挑む。様々な雑誌や新聞に掲載した劇エッセイをまとめた１冊。